ツール・ド・フランス2020 第2ステージのメモ

1級2つを越えたあと2級、最後にカテゴリーなしの丘をもうひとつ越えて再びニースへ。

序盤、FDJのゴデュが尾骶骨あたりを押さえて痛そうに走る姿が何度も。

スプリンターはさすがに脱落。総合勢の争いが起こるかもと言われていたけど、昨日の今日でみんな落ち着いて走っていたのかもしれない。大きな動きはなし。

そして大方の予想通り、最後の丘でアラフィリップがアタック。これに若手のヒルシが反応して、その後アダム・イェーツが追いついてきて3人での駆け引き。

集団が十数秒後方まで迫るなか、ラストの直線でアラフィリップが先に仕掛けてスプリント。そのままヒルシの猛追を凌ぎ切ってゴール。

昨年に続いてのマイヨ・ジョーヌ獲得はまさに千両役者。

予想されていた場所で予想通りアタックして勝ち切るっていうのはほんとに強いって思う。かつての宇宙人カンチェラーラみたいなやつ。

今年亡くなったお父さんに捧げる勝利らしく、涙のアラフィリップでした。

2位になったヒルシ(スイス人/2018年のU23ロードチャンピオン)はいいライダーな気がする。

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