ふたたび、長野へ
先日、長野市へ行ってから1カ月も経っていないのに、ふたたび長野県へ行ってきた。
(↓ 前回の旅)今回の行き先は松本市。ずっと行ってみたかった松本城がメインで、ワケあって懐が痛まない1泊旅。
あずさでビュン! あずさは新幹線より混んでいた。
2時間ほどで到着。
松本駅の様子。人が多く、海外からの観光客もたくさん。
同行者と合流し、さっそく松本城へ向かう。ゆっくり歩いて20分くらい。
ドン! 立派! さすが国宝ぅ!天気も最高ぅ!
雪を頂いた山々や紅葉も含めて美しい姿。
内堀に映る城。
何枚も写真を撮ってしまう。
写真を撮りまくる日本人観光客の横で、外国人グループはベンチに座ってただじっとその威容を眺めていた。
さて、しかしとりあえず先に昼飯だ!というわけで、まだ天守には入らずお目当ての蕎麦屋さんへ。
お城の北西側、徒歩1分。電話の応対がとても良く好印象だった「やまとう」さんへ。
蕎麦2色と天ぷらのセットをオーダー。
この日は大葉のそば(左側)があり、これが香り高くとてもおいしい。
きれいに並べられた天ぷらもサクッ!サクッ!
韃靼そばのプリンも付いてきて、香ばしくておいしかった。
満足したところで、お城へ戻る。
お城の中は急な階段がたくさんあり、「階段の近くでは撮影禁止」と書かれていた。カメラに気を取られていると確かに危ない。
階段の上と下に必ず警備員が立っていて、ずっと注意を促していた。(登れずにパスする人もいた)
途中、鉄砲などが展示されており、ほほぉーと言いつつ見学。
上からお堀を見下ろす。
梁がカッコイイ。
月見櫓で月を見ながら一杯、という当時の贅沢な暮らしを想像したりして。
階段は滑りやすくてくだりもたいへんで、気をつけながら降りた。こんなに急なのに、脱いだ靴を各自に持って行かせるやり方はどうかと思う。(手摺につかまりづらい)
それはともかく、降りてからもたくさん写真を撮って、何度も振り返りながら松本城公園をあとにした。
入口の立派な字。さすがという感じの、貫禄あるお城でした。
有名な縄手通りや中町通りを散歩。途中、りんご(今回はシナノゴールド)を買った。
レトロな建物(蔵)が並んでいる通り。
ここいらでちょっと休憩、ということで、喫茶店に行った同行者と別れて、自分はクラフトビールが飲めるお店へ一人でGO!
そしたら気持ちのいいテラス席で一杯飲めて、傾きかけた陽に目を細めながらぷしゅ~。
これは至福のひと時。
合流後、遅くならないうちに本日の宿へ向かった。
Wow!!!
Wow!!!
贅沢をお許しください。
夜は部屋露天じゃなくて、大浴場の方へ行った。
泉質はまぁ普通だった。
朝は部屋露天に浸かったあと、バイキングで適度に栄養補給。
朝の澄んだ景色も素晴らしい。
この日はまず自分の希望で松本民芸館へ。
民芸の町・松本を感じたかったので。
気さくな館長さんに迎えられて中を見学。
家具の他にも櫛屋や蝋燭屋の看板など、珍しいものを見ることができた。
ものすごい梁。
日本のものだけかと思ったら、イタリアやメキシコ、アフガニスタンの民芸品も置いてあって、なんかこう、平和というものの在るべき姿を見た気がした。
↓ これは確かアフガニスタン製。
↓ 小さすぎる子ども用の椅子。
そんなに広くない建物だけど見所たくさん、来てよかった。
帰りに窓口で売っていたミニ花瓶を衝動買い。(左のコルクは大きさ比較用)
めちゃくちゃイイ。大満足。(見えづらいけど右端の瓶はペン立てとして使用)
民芸館からバスで市街地へ。
街を見物しながら、昨日歩いたエリアをまた南下。
これまで作風は何となく知っていて「ちょっと変わったおばさん」くらいにしか思っていなかったのだけど、まぁ無知だったことが分かりました。
あまり期待してなかったが、ユニークかつ迫力のある展示で、観に来てよかったと思えた。
この後は駅方面へ向かい、
(↑手毬のマンホール)
同行者の希望で松本を離れて、穂高へ!
大糸線に乗って約30分で到着。
穂髙神社にお参りして、
北へ歩いてお昼は蕎麦「寿々㐂」へ。
すりおろしたわさびと茎わさびが乗っている冷かけ蕎麦。これはピリッとうまい!
本当はわさび農場へも行きたかったけど時間がなかったので、ここでわさびを堪能できてよかった。
それから、その寿々㐂の目の前にある碌山美術館へ。
ここもこぢんまりした場所ではあったが、建物を見たりしてゆっくり過ごした。
穂高はカフェなどがほぼないので、駅までぶらぶらと歩いて帰る。
駅前でまったりして、午後4時過ぎに解散となりました。
山々に囲まれた土地の清らかさ、松本城を中心に美しい街並みを保とうとする松本市の魅力、そして今回もお蕎麦の魅力を感じられたよき旅でした。
お土産物を買ったりするのは長野駅のほうが充実していたかな。
さて、次はどこへ行こうか…