東北３県への旅：２日目（山寺～仙台）
２日目、朝日で目が覚める幸せ。
この日も午前中はなんとか天気が持ちそうなので、早くから行動開始。
といってもまずは温泉。のぼる太陽に目を細めながら入る温泉は格別…！
朝食はバイキング。写真はイマイチだけど、玉こんにゃくとリンゴの天ぷらがおいしかった。
バイキングを幸せに終えるコツは取りすぎないことだと、40年かけて学習。
チェックアウトして奥羽本線と仙山線を乗り継いで、向かうは山寺。
芭蕉が「閑さや～」と詠んだ場所。山頂からの景色が素晴らしいと聞き行ってみたくなった。
山形駅から20分くらいで到着。この駅で降りたのは10人くらいかな…。
これから正面の山の上を登る。
登山口。1000段を超える石段を上った先にゴールがあるという。
布袋さんを撫でて出発。
芭蕉に見送られる。
東北ではまだあじさいが残っていてきれいだった。
緑が気持ち良くて思わず深呼吸。一瞬で癒やされた。
いつも新宿駅を地下から駆け上がっているので、階段はさほど苦にならない。
緑に包まれて、汗すらも気持ちよく感じる。
ずんずん登っていく。
山というより巨大な岩という感じ。
他に来ている人は、60を過ぎたようなご夫婦が多かったかな。海外からの観光客もちらほら。
ところどころにあじさい。
そしてまた石段。
仁王門。
頂上が見えてきた。中国にありそうな景観。
そしてついに五大堂に到着。
登山口から往復で２時間～２時間半と書いてあったけど、写真を撮りながらでも30分ほどで来られた。ご老人向けの時間設定か。
楽しみにしていた景色は、期待以上。山々の立体感。
眼下に、乗ってきた電車が見える。
ここが一番のビューポイントなので、そこそこ人がいる。家族連れに「撮りましょうか～？」とか声をかけつつ景色を堪能。
そしたら一瞬だけ、独りになる時間があった。お堂に自分の足音だけが響く。
このあと奥の院まで行ってお参りして、ここでしか買えないイカしたタオルをゲッツ！
すべて見終わったらスタスタと下山。とはいえ名残惜しくて、何度も振り返っては写真を撮りながら。
いやー山寺に来てよかった。
ここでは１段のぼるごとに煩悩が消えていくらしい。本当に消えるかどうかは分からないけど夢中でのぼった。
なんていい時間だったんだろう。
麓で蕎麦を食べようかとお店のほうに足を向けたが、そこまでお腹が減ってなかったのでクルっと反転し、予定より早く次の目的地、２度目の仙台へGO！（ここで蕎麦を食べない選択が翌日の行動を決めた）
もう慣れたものさ、というわけで、大学生の多い仙山線に乗り、北仙台で下車して地下鉄乗り換え。
駅名のフォントがオシャレ。
そして昼飯はこれだ！ ウニ丼！ 贅沢！ 甘い！ こんなにいらん！
それから前回ゆっくり見られなかった定禅寺通りをぶらぶらして、
お気に入りになったひょうたん揚げ（蒲鉾のアメリカンドッグ）と再会し（写真は前回時のもの）、
我が街のように仙台中心部を歩いて、これまた前回大ファンになった米粉パンのお店、「MonaMona（モナモナ）」へ。クロワッサンサンドとメロンパンを購入。
ここのパンはどれを食べても最高に美味しくて、すべて米粉というのが信じられないお味。東京市部に来てほしい。
ホテルでしばし休憩したあと、この日の夜ご飯は、前回訪問時にいつも大行列ができているのを見て気になっていたナポリタンのお店、「ハチ」に決定。
ビールと、クレソンのグリーンサラダがうまい！
ナポリタンもうまい！
腹８分目にとどめて、仙台駅周辺を散歩。お土産を物色したり、夜のおつまみを買ったり。こういう何気ない時間が楽しい。
ホテルのテレビで地元のニュースを観ながら、ササニシキ100％の浦霞でひとり乾杯。
↓ これの続きを読んで寝た。
３日目につづく
