思い立って一人旅に行ってきた。その簡単な記録。
朝、大宮から新幹線で出発。
東北は4月の仙台&松島以来2度目。
今回訪れたい場所はある程度決めていたけど、大雨の予報もあり、様子を見ながらの旅。
車窓から見える田園風景と、異質なタワマン(スカイタワー41)。
あっという間に山形に到着。東北は近くてよい。関西より行きやすい。
初めて降り立った山形駅は思っていたより小さかった。
ビル自体は立派だけど人が少なくて静かで、学生の姿が目立つ。
地元のスーパーを見学(必須)したら、さっそく駅近で昼食。
これと決めていた芋煮定食は汁が甘めでおいしく、お芋も重くなくて優しい。
米どころだけあって白飯は間違いなく、冷奴に乗せられた名物「だし」も夏にぴったり。
さあ東北だという気分になってひとりテンションが上がる。
はじめに、近くのビルの展望フロアへ。
南西側を望む。高い建物がほとんどなく、山が見えて気持ちのいい街という印象。
北西側。これから向かう霞城(かじょう)公園が見える。車の少なさもあってか空気が澄んでいる。
直前まで雨予報だったけど晴れてよかった。
展望ビル下にあった芋煮ベンチ!
人がまばらな街を歩いて、5分くらいで霞城公園へ。風が強くて日傘が裏返った。
今回旅の計画を立てるまで山形城址なんてまったく知らなかったけど、立派なお堀と石垣がある素晴らしい場所。
青空と緑が美しい。ちなみに、こんなにいい場所なのに誰もいない。
何か他にもあるかなと見ていたら、突然こんな洋風建築が。
これは重要文化財の旧済生館(山形市郷土館)。1層目が8角形、2層目が16角形という珍しい構造で、中に入ってじっくり見学することができた。
明治に建てられた県立病院を移築復元したものらしく、古い医療機器などが展示されていた。(メスとか胃カメラとか注射器とか、視力検査のやつとか)
急な螺旋階段。
ここはとても楽しかった。社会科見学の小学生たちもいた。
( ↑ 夏咲きのコスモス?)
済生館を出て、再び城址へ。橋も立派。
こんなに立派なのにやはり人がいない。(もっとアピールすればいいのに…!)
櫓の内部が公開されていたので、受付でのんびり座るおじさん達に挨拶して見学。
かっこよすぎる最上義光像。
公園には南から入って東へ抜けた。
冠木がすごい!
外に出て、山形美術館を横目に、Tシャツびっしょりの状態で街を歩く。
途中見つけた居酒屋のファサード。山形の名酒ラベルがびっしり!
お土産物屋に行ってから駅に戻り、山形といえばさくらんぼだ!というわけで、女子やカップルに混ざってひとりでパフェを注文。
ぷりっぷりのさくらんぼがたくさん(底にも)入っていて大満足。欲を言えば生クリームが乗ってればよかった。(ソフトクリームのみ)
山形城址が思った以上に立派だったので、山形駅での滞在予定時間を1時間オーバー。
お土産にのし梅とさくらんぼジャムを買って、
夕方前に本日の宿泊ポイント、かみのやま温泉駅へ。
夜は人生初の1人個室料亭にビビってたじろぐ。
肘置き(脇息)なんて使ったこともなく寛ぎ方が分からないので、とりあえずスマホ置きにした(笑)
ときどき入ってくる仲居さんに恐縮しながら、あわびとか山形牛のしゃぶしゃぶなどを頂いた。
宿には日本の重鎮・有名人が多く訪れているようで、たくさん焼物が飾られていた。
ほぼ貸し切り状態の温泉は名湯と呼ばれるだけあって最高に心地よく、露天風呂とサウナも自分一人だけ。
十二分にゆったりして、いつか宿に泊まった時に読もうと思っていた怖い本を読んでゾクっとしつつ、1日目が終了。
2日目につづく