今日は仕事帰りにリトルケイブさんにお邪魔して友人たちとボードゲーム。
先に遊んでいた友人たちに夜合流して、少しプレイしました。
まずは友人がゲムマで購入したのを持ち込んでくれた『センコウハナビシ』。
福永紙工プロジェクト「かみの工作所」さんの作品で、線香花火の火花を中心部にくっつけていくバランスゲーム。
とにかく見た目が華やか。
そして紙であるがゆえ、「ぽしゃっ…」と静かに落ちた時の何とも言えない儚さがまさに線香花火のそれ。
夏の夜に静かに味わう異色のバランスゲーム、かもしれない。
お次はご飯を食べつつの『キャット&チョコレート ビジネス編』。
なかなか気の利いたことが言えないもどかしさがありますね。
発想力が試されている感じで面白い。
続いてこちらもゲムマの新作『赤い扉と殺人鬼の鍵』。
ダークな雰囲気が好みだし、手探りで探索している感じも楽しい。
でもちょっと場をシャッフルしなくてはいけない回数が多すぎるかな、という気はした。リセットされてしまうのが勿体なく感じる。
あと殺人鬼なのにそれを証明する手立てがない(殺人鬼の鍵を持っていないことがある)ってのはどうなんだろう、とも思った。
何度かやると面白いシチュエーションに出会えそうな気はするので、またやってみよう。
そして友人オススメの『カプチーノ』を。
このゲーム初めて見たなぁ。知らなかった。
『それはオレの魚だ!』に近いプレイ感。なので結構好き。
しかし洗練されているとはとても言えない造りのゲームで、カフェ等で遊ぶくらいがちょうど良い。
ここまでで友人たちとはお別れ。どうもお邪魔しました。
また近々…。
ここからは我ら夫婦だけ居残っての仁義なき夫婦ボドゲ対決。
まず、ずーっとやりたかった『サントリーニ』の基本プレイを。
これなかなか難しいですね。
将棋みたいに数手先を読まないときれいには勝てない。
まだ慣れなくて、その場しのぎにドームをポコポコ載せていく感じに。
一時は形勢不利だったけど、最後の最後で何とか詰みに成功。
いろんな拡張ルールがあるみたいで、いつかそれも入れてやってみたい。
次は奥さんがやりたがっていた『テキスタイル』。
簡単に言えば都市だけの『カルカソンヌ』なんだけど、敵味方の陣地が白黒で分かれているのがとても巧い。
なぜかつい黒ばかりを見てしまうんだけど、何と言うか、脳を反転させるような物の見方をさせられるのが刺激的。
いいねこれ。
最後は『グリュックス』! 念願の初プレイ。
これ、買います。
とっっっても良い!
自分が配置したチップに書かれた目の数の分だけ直線状に離れたマスに、新たな自分のチップを置ける。(すでに置いてあるチップを飛び越すことはできないが、1枚だけなら重ねることはできる)
それを繰り返していき、明るいエリアの中でのお互いの目の合計数を競うというゲーム。
初めは「ふーん」って感じだったんだけど、「エリアの中を占領していくには細かく移動できる小さい目が有効、だけど小さい目ではエリア内の合計数勝負で弱い」というパラドックスに気付いた瞬間、惚れました。痺れますねこのジレンマ。
このチップは両面仕様で、サイコロのように1の裏は6、2の裏は5、3の裏は4になっている。その3種×8枚=24枚が自分のチップで、それを袋から1枚ずつ引いて配置していく。なので、袋の中にどの目が何枚残っているのかというのが予想できる。
それを踏まえて、先々の移動と明るいエリア内の目の配分を交差させて考えていくのがめちゃくちゃ面白い。
買います。
というわけで対戦結果
・サントリーニ ○
・テキスタイル ✖
・グリュックス ✖
リトルケイブさん、静かで居心地のいいお店でした。