ボードゲーム『KERO』感想
制限時間内にサイコロの目を選択するドキドキ。戦略も大事!
2人専用のダイスゲーム。
『マッドマックス』風のポストアポカリプスな世界観が好きな人にはたまらないと思う。
このゲーム最大の特徴として、
・燃料(=KERO=ケロシン)が砂時計で表されたトラック
・多彩なダイスの目
がある。たくさんのダイスを約1分の砂時計が落ちるまで好きなだけ振り直し、目当ての出目を確定させるのだけれど、慣れるまでこれが結構焦る。
振り直さなくていいダイスを振り直してしまったり、いい目が出ていないのに砂時計を止めてしまったり(一度止めると再開できない)。また、炎の目が出たダイスだけは振り直せない。
そのダイスの目を組み合わせて使って、得点源となるカードや、ダイス補助的な効果のある様々なカードを獲得していく。その選択に戦略性があり、ただの運だけのゲームになっていないところが面白い。
ダイスの出目は確かに重要なんだけれども、ダイスをいかに冷静に判断できるか、どんなカードを狙うか、という、運以外の部分がなかなか上手くいかなくて、リプレイ欲を搔き立てられる。
↓ あと、内箱がピッタリなところも大変気に入っている。
思考性 ★★★★★★☆☆☆☆
ジレンマ ★★★★★☆☆☆☆☆
インタラクション ★★★★★★★☆☆☆
ギャンブル性 ★★★★★★☆☆☆☆
運要素 ★★★★★★★☆☆☆
テーマ ★★★★★★★★☆☆
コンポーネント ★★★★★★★★☆☆
重さ ★★★★☆☆☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★★★☆☆☆
BGG RATING:7.3/BGG RANK:3,350