夫婦ボドゲ33(『テラフォーミング・マーズ』3連戦編)

前回から間隔短くアップ。

今回の対戦結果は以下の通り。

〜〜〜〜〜

テラフォーミング・マーズ  ✖️✖️✖️

週末に怒濤の3連戦。

・1戦目:エリシウムマップ、負け

 妻:マイニング・ギルド

 私:トールゲート

「海に隣接しているタイルの多いプレイヤーが獲得」のアワードをなぜか微妙に勘違いしていて、戦略に大幅な狂いが生じた。

とはいえ、どっちにしても負けてたかな…。

f:id:dodo-argento:20190701145652j:image

・2戦目:エリシウムマップ、負け

 妻:シネマティクス

 私:サターン・システムズ

1戦目はタイル配置を疎かにしていたのも響いたので、頑張って盤面開拓。

序盤は大量リードの展開だったけど、徐々に差を詰められ、最終的には130点を超えたにもかかわらず負け。粘り強さと集中力の差か…。

f:id:dodo-argento:20190701100908j:image

↓ MC産出量も40オーバーだったのに…

f:id:dodo-argento:20190701145854j:image

↓ 自分がプレイしたカード。

f:id:dodo-argento:20190701145900j:image

↓ 妻がプレイしたカード

f:id:dodo-argento:20190701100924j:image

・3戦目:ヘラスマップ、負け

 妻:サターン・システムズ

 私:ヘリオン

さすがに3タテは避けたいので、普段はあえて使わないヘリオンを選択。

開始早々から熱産出を伸ばしまくり、大量の資金を得る。

何もかもうまく運び、これで負けるわけがないと思っていたら、妻から「勝てると思ってるでしょ」と不気味なひと言。

そう言われても余裕と踏んでいたが、瞬く間に追いつかれ、追い抜かれ、と同時にカード運が著しく低下。

うーん、おかしい! そんなはずはないのだが…。

妻は7枚の木星タグ、自分は4枚の木星タグをプレイしたが、自分には「木星タグ1枚につき1点」のカードはゼロ枚。

そして大量のチタンを持っていたのに、宇宙タグのカードが最後の4ラウンドくらい1枚もこない…。引いても引いてもこない!

テラフォーミング・マーズ、なんて非情なゲーム!


f:id:dodo-argento:20190701100920j:image

3戦で10時間超、虚しく3連敗を喫した自分にもう為す術はないはずなのだが、今度こそとまた闘志が湧いてきている。

これが火星の魔力ですなぁ…と久々に感覚を思い出した。

 

↓ 長らく品切れだった本作も、ようやく再販になるようです。

テラフォーミング・マーズ 完全日本語版

テラフォーミング・マーズ 完全日本語版

 

ドゥビトー  ○

最近ちょくちょく遊んでいる、ライナー・クニツィアさんの本に載っていたトランプゲーム。
f:id:dodo-argento:20190701100903j:image

これもひねりが利いている。

各自手札から4列の場を作っていくのが目的で、1列目はスート関係なしの昇順、2列目は同スートで並び順は自由、3列目は同スートの昇順、4列目は同じ数字、となるように出さなければならず、各列の枚数が多いと高得点。

手札から1枚出しては山から1枚補充、というのを繰り返していくのだけど、手札の構成と相手の場を眺めながら、自分はどのスートもしくは数字で列を形成していくか、と判断していくのが面白い。

↓ 詳しいルールはこちらに

ライナー・クニツィアのダイス・トランプゲーム集

ライナー・クニツィアのダイス・トランプゲーム集

 

テキスタイル  ✖

f:id:dodo-argento:20190701100917j:image

テラフォーミング・マーズ』と違って、 負けても楽しいのが本作。

デカい模様を目指すか、細かく点を稼ぐか、気楽に対戦できるのがいい。

初めはカード枚数が少ないと思ったけど、これくらいがいいのかも。


グリュックス  ○

もう自分が勝てるのはこれしかない!グリュックス!

というわけで、慎重に慎重を期してチップを置いてゆく。

まったく予断を許さない展開で、しかも自分が先手だったために最後にどこかを被せられてしまうのはほぼ不可避。(ドキドキ)

そしたら本当に最後の最後で勝負が決まる展開に。

自分が「5」のエリアを守れば勝ち、というところで妻の引きは「4」。

これが「5」か「6」だったら負けていただけに、本当にギリギリの勝利。
f:id:dodo-argento:20190701100913j:image

何度でも言うけど、見た目だけじゃなくてルールも美しいゲーム。

惚れ惚れする。

 

↓ 駿河

ボードゲームグリュックス 日本語版 (Glux)

↓ Amazon

グリュックス

グリュックス

 

今回はここまで。

次は『テラフォーミング・マーズ』4度目の正直なるか。

夫婦ボドゲ32

12日ぶりの対戦記録。


・ゴール  ○(1-0)

コロレット  ✖(33-43)

カルテル  ○△✖✖○○✖○○○

・聖杯サクセション  ✖

・テキスタイル  ○✖✖○✖️


写真はないけどまずは『ゴール』

前回も遊んだクニツィア作のトランプゲーム。

ほんとシンプルで楽しい。

やってることに目新しさはないのに、相手のゴールへ移動していくという動きだけで面白さが倍増している。

この本に載っているゲームを早くもっとプレイしてみたい。

ライナー・クニツィアのダイス・トランプゲーム集

ライナー・クニツィアのダイス・トランプゲーム集

 

軽いのを遊びたくてコロレット

すごくテンポがいいし、2人でも楽しいね。

たまに絶望的な場になることがあったりして笑える。

f:id:dodo-argento:20190621232105j:image 


この前感想を書いたカルテルは10回プレイして、6勝3敗1分。

f:id:dodo-argento:20190621114458j:image

2人プレイだとどうしても刑事コマの進み具合が予測できてしまうから、途中からオリジナルの2人用ルールを考えて試してみた。

↓ こちらにUP

……あくまでまだ試行錯誤中だけど、少なくとも通常ルールで遊ぶよりは面白くなった気がする。

しばらくこれで行ってみよう。

f:id:dodo-argento:20190627104326j:image

↓ 省スペース化のためぐにゃぐにゃと並べてみた時の図。ちょっと分かりづらかった。
f:id:dodo-argento:20190621114455j:image


『聖杯サクセション』は一発ギャンブルかけるプレイもすっごく面白いんだなー。

でも聖杯を待ちすぎて負け。
f:id:dodo-argento:20190621114501j:image


『テキスタイル』は『カルカソンヌ』の都市ルールだけを抽出したようなゲーム。

おしゃれでプレイ感も軽く、ちょっとでも空いた時間があれば遊びたくなる。

このゲームをデザインしたのはKITERETSUという、TOHOシネマズでおなじみのアニメ『紙兎ロペ』を作った会社。やっぱりセンスというか感度がいいんだなと思ったり。

奥さんの方が得意なタイプのゲームだけど、何とか踏ん張って、今のところほぼ互角の戦いに持ち込んでいる。 

これまでで一番広い領地は、白(奥さん)のタイル15枚。こっちも12枚までいったけど及ばず。

f:id:dodo-argento:20190628012653j:image 


今回はここまで。

いつも読んでいただきありがとうございます。

『カルテル』2人用オリジナル・ルール案(暫定)

先日から我が家で遊んでいるカルテル

↓ に書いたように2人でも面白いけれど、多人数と同じルールなので、ちょっと物足りない点が出てきました。

気になるのは、

・2人で、かつサイコロの目が2~4しかないので、刑事コマの動きが予測できてしまう。

・そのため機械的にタイルを取っていく感じが強い

・初期配置のタイルの輪を1周するとほぼゲームが終わってしまう

 

これらを解消するために、2人用のオリジナル・ルールを考えてみました。

まだ試行錯誤中ですが、とりあえず暫定での変更点は以下の通り。


・2人の後に第3のプレイヤー(ダミープレイヤー)を置く。

・ダミープレイヤーの手番になると、どちらかがサイコロを振る。

出目と同じ数だけ刑事コマを進め、止まった場所のタイルをダミープレイヤーが獲得する。ただし例外が2つ。

  1. 移動先のタイルが「ボス」であり、かつダミープレイヤーがボスと同じ色の賄賂のみをすでに獲得している場合は、ボスを取らず、ボスの1歩手前のタイルを取る。
  2. 出目の範囲内に、ダミープレイヤーがすでに獲得している子分と同じ色のボスがいる場合、そのボスを取る。該当のボスが2人以上いる場合、最も手前のボスを取る。

・その他は通常どおり行い、終了後、ダミープレイヤーの得点も計算する。(その結果、ダミープレイヤーが勝つこともある)


……こんなところ。

何度か遊んでみると、元のルールより思い通りにいかないシーンが増えて、考える余地ができた。特にダミープレイヤーの動きを予測するという要素が追加された。さらに、刑事コマの動きが速くなって躍動感も出た。

ダミープレイヤーを2人入れたり、もっとダミープレイヤーの得点を重視する案も試してみたけど、テンポが悪くなったり面倒くさかったりで却下。

ひとまずこのルールでしばらく遊んでみたいと思います。 

f:id:dodo-argento:20190627233929j:image

ボードゲーム『聖杯サクセション』レビュー

悩みどころたっぷりの2人用ゲームの傑作!

f:id:dodo-argento:20190106170521j:image

我が家で稼働率断トツのナンバー1。「大気圏内ゲームズ」さんによる2人用カードゲーム『聖杯サクセション』は、まるで偶然の産物ではないかと疑いたくなるほどの完成度の高さ。これを考えた人は天才に違いない! というわけで、『聖杯サクセション』レビューです。

続きを読む