最近観た映画とドラマの記録
『THE GUILTY/ギルティ』★3
デンマーク産スリラー。警察の緊急通報指令室にかかってきた一通の電話に不審なものを感じたオペレーターが、電話でのやり取りだけを頼りに事件の解明に挑む。
高評価だったというので観たけど、主人公の対応がお粗末すぎて何やってんだという思いが先行。
『ジョーカー』★4
ジョーカー誕生の物語。ホアキン・フェニックス独演会。
『ラストツアー』★3
チェヴィー・チェイス、リチャード・ドレイファスの老人2人主演。アンディ・マクダウェルも出てる。50年前に引退して老人ホーム暮らしの元コメディアンが、盟友と共に再び夢を追うツアーに出る。
テーマと主演2人から期待したほどの哀愁はなかった。これならもう少しコメディに寄せてほしかった気も。
あと、字幕がよくない。
『エミリー、パリへ行く』★4
リリー・コリンズ主演のドラマの第1シーズン(全10話)。憧れのパリで働くことになったアメリカ人女性の日々。
特別脚本が良いという類のドラマではないけれど、アメリカ人がフランスとの文化の違いに戸惑うところはとても興味深かったし、パリの街並みは美しく、リリー・コリンズはキュート。他のキャラクターも意外性はないが魅力的だった。
「フランスで英語しか話せなかったらどうなるか/どう話すべきか」というシミュレーションのようなものも(フィクションとはいえ)できて面白かった。
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』★4
ジョン・ファヴロー監督・主演。勤めるレストランで自分のやりたいことを出来ていないと感じたシェフの決断。
ジョン・ファヴローがめちゃくちゃイイし、ジョン・レグイザモ、ソフィア・ベルガラもハマってる。息子役のエムジェイ・アンソニーやスカーレット・ヨハンソンなどもみんな気に入った(S・ヨハンソンのキャラは尻切れ感あるけど)。
ややご都合主義的な面には目をつぶって、アップテンポで気持ちのいいリズムに身を任せよう!な一本。快作。
『おかえり、ブルゴーニュへ』★3.5
セドリック・クラピッシュ監督作。アナ・ジラルド。父の病状をきっかけに、10年ぶりに故郷であるブルゴーニュに帰ってきた長男ジャン。ワイン造りを継ぐ妹・弟と再会するが、問題が持ち上がる。
丹念な脚本、とは言い難いかもしれないが、繊細に見せている。気づけば3人兄妹に愛着が湧いている。ワイン畑の風景が見事だ。
『ヘッドハンター』★4
ノルウェー産サスペンス。監督のモルテン・ティルドゥムは『イミテーション・ゲーム』『パッセンジャー』の人。原作はジョー・ネスボ。やり手のヘッドハンターである主人公には裏の顔があり、それは契約相手の家から絵画を盗み出すことだった…。
これはいい意味で予想を裏切ってくる映画とだけ言っておこう。