ツール・ド・フランス2020 第5ステージのメモ

ほぼ平坦、ラスト若干上り基調?

珍しいことに逃げが生まれずひとかたまりのまま進む。逃げが容認されないのではなくて、誰かが逃げようとする気配さえない。いい天気のなか、ほのぼのサイクリング。

横風を受ける区間があると言われていたけどそれも大したことはなかった。

ただやっぱりラストは少し上っており、しかも道が狭かったので、前方に位置していた数名によるスプリントに。

そしてサンウェブのトレインにうまいこと位置取りしたファン・アールトが圧倒的勝利!

前も思ったけど位置取りやら仕掛けどころやら、センスが凄い。

昨日のログリッチに続き、ユンボ2連勝。

実況サッシャ、解説は浅田さん、スタジオゲストはルークさん(メイク有)でした。

ツール・ド・フランス2020 第3・4ステージのメモ

第3ステージはラストほぼ平坦。

第1ステージで脚がありそうだったニッツォーロの勝利なるか? と思って観ていた最後の直線。

サガンがまずスプリント開始。それに他のスプリンターが追随するが、なかなかゴールラインが来ない。

サガンが終わって、ニッツォーロ他も脚が尽き気味のなか、スルスルと縫うようにして一人抜け出してきたのはユアン。うまく壁を利用して、タイミングもばっちりで、別次元の伸びを見せて勝利。

みんなサガンに釣られて踏むタイミングを誤ったのでは? とさえ思ってしまった。2位はサム・ベネット

 

第4ステージは今大会初の山頂フィニッシュ。

アラフィリップがマイヨ・ジョーヌを守るのか、総合勢がいきなり動くのかが注目されたステージ。

最後の1級で少しずつ人数が減っていって、アラフィリップ+有力総合勢+各アシストの集団に。見た感じユンボのアシストが強力で、イネオスはいまいち? 

ラストは上りスプリントになってアラフィリップか? と思ったけどあまり脚が残っておらず、そこで圧倒的な力差を見せつけたのはログリッチ。伸びが他の選手と全然違った。

2位はポガチャル。何気に4位に入ったキンタナの調子が良さそう。

ちなみに途中ローランがアタックして「お!?」と思ったが、特に何もなかった…。

ツール・ド・フランス2020 第2ステージのメモ

1級2つを越えたあと2級、最後にカテゴリーなしの丘をもうひとつ越えて再びニースへ。

序盤、FDJのゴデュが尾骶骨あたりを押さえて痛そうに走る姿が何度も。

スプリンターはさすがに脱落。総合勢の争いが起こるかもと言われていたけど、昨日の今日でみんな落ち着いて走っていたのかもしれない。大きな動きはなし。

そして大方の予想通り、最後の丘でアラフィリップがアタック。これに若手のヒルシが反応して、その後アダム・イェーツが追いついてきて3人での駆け引き。

集団が十数秒後方まで迫るなか、ラストの直線でアラフィリップが先に仕掛けてスプリント。そのままヒルシの猛追を凌ぎ切ってゴール。

昨年に続いてのマイヨ・ジョーヌ獲得はまさに千両役者。

予想されていた場所で予想通りアタックして勝ち切るっていうのはほんとに強いって思う。かつての宇宙人カンチェラーラみたいなやつ。

今年亡くなったお父さんに捧げる勝利らしく、涙のアラフィリップでした。

2位になったヒルシ(スイス人/2018年のU23ロードチャンピオン)はいいライダーな気がする。

www.jsports.co.jp

ツール・ド・フランス2020 第1ステージのメモ

新型コロナ感染拡大により2カ月遅れでツール開幕。この情勢のなか、よく開催までこぎ着けたなという印象で、自分はただの一ファンながらツールを誇りに思う。

そんな今年はニースからスタート。

初日はちょっと上りはありつつも基本平坦のスプリントステージ。

ゲストは安心のダバディさん。

スタート直前まで選手はマスクで、観客もほぼマスク。取材の人たちも大変そう。

レースは途中から大雨で路面ツルツル、落車大量発生。ツールの第1ステージはいつも何かしら起こるが、これはひどい

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