夫婦ボドゲ2020総括編

2020年も残りあとわずか。去年に続き今年も、1年を通じて夫婦2人で遊んだボードゲームの対戦記録を中心にまとめたいと思います。

ちなみに2019年は、433戦172勝256敗5分という戦績で、最もよく遊んだゲームは『聖杯サクセション』(プレイ時間30分未満部門)、『テラフォーミング・マーズ』(プレイ時間30分以上部門)でした。↓さあ2020年はどんな感じだっただろう。

大きな環境の変化としては、在宅勤務が増えたことが挙げられます。在宅勤務が増えるということは、遊べる時間も増えるはず! だって定時に仕事を終えれば5分後にはもうゲームを始められるのだから…。

ただいざやってみると、逆に家でダラダラと仕事を続けてメリハリがなくなってしまうことが多く、結局、意外にプレイ時間は増えなかったな、という印象。

ほんじゃ実際どのくらい遊んだだろう? というわけで振り返りたいと思います。

そして、2019年編で書いた2020年の目標、「まずは勝ち越し」を達成できたのか…?

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初めに、今年2人で遊んだゲームの数は、76種類。家にあるゲームと、あとBGAというサイトでオンライン対戦もした。BGAはいろいろなゲームを試せるのと、簡単に始められるところが〇。目と腰が疲れてくるのが△。なので主に友人たちと遊ぶのに利用した感じ。

そのBGAも含めた2人の対戦成績をせっせと集計したところ…

2020年は、

 

389戦

127勝

251敗

11分

 

 …でした!!

勝率は3割2分6厘。昨年の3割9分7厘を大きく下回る結果で、勝ち越しどころの話じゃなかった。

これを奥さんに報告したところ、「でも今年は苦手なゲームも勝てるようになるまで頑張ったよね」というお言葉をいただきました。はいはい。

確かに執念深く挑んだ気がする。『エルドラドを探して』の12連敗からの3連勝とか、自分を褒めてもいいのではないかと思った。

今年の自分の最多連勝記録は『天下鳴動』『カルカソンヌ』『サンクトペテルブルク』の4連勝。特に『カルカソンヌ』は今年負けなしで優秀。勝てないゲームを勝てるまでやるのも、得意なゲームを負けるまでやるのも、どっちも楽しい。

 

続いて、今年2人でよく遊んだゲームを簡単にご紹介。

よく遊んだゲームTOP5(プレイ時間30分未満部門)

軽めのゲームでよく遊んだもの、ベスト5は以下のとおり。

第5位:ロストシティ/聖杯サクセション

5位は2作品が同回数。昨年の1位『聖杯サクセション』は回数は減ったけれど引き続き遊んでる。

6勝4敗1分で今年は勝ち越し。

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クニツィアさんの2人用ゲームの名作『ロストシティ』の方はBGAで遊んだ作品。今年初めてやってみたところ、サクサクと面白くて最高だった。

5勝6敗。 

ロストシティ (Lost Cities) 完全日本語版 ボードゲーム

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  • 発売日: 2015/11/14
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

第4位:東海道

8勝6敗。

こちらもBGA。お土産や浮世絵を買ったりしながら街道を旅していくゲーム。カードの絵が美しくて、ぜひ現物を手に入れたいと思っている。

第3位:スピリッツ・オブ・ザ・フォレスト

2勝15敗。

11月に購入して一気に第3位に浮上。夢中になって遊んだ。ただ、底は見えてきたというか、毎回同じような展開になって若干飽き気味。美しいまでに洗練されたゲームであることは確か。

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第2位:クラスク

10勝16敗。

1位と2位は熱心なボードゲーマーには肩透かしかもしれない。でも我が家では大人気! 重ゲーで凝り固まった肩回りを『クラスク』でほぐす。ストレス発散にも。

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KLASK(クラスク) 【2019リニューアル】

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  • 発売日: 2019/11/10
  • メディア: Video Game
 

第1位:こねこばくはつ

11勝19敗1分。

くだらないゲームで盛り上がる! そんなに頭使わずに、リラックスしてバカゲーを楽しむ、今年はそういう年だったのかも。

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ホビージャパン こねこばくはつ 日本語版

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  • 発売日: 2019/02/18
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

では次に、中〜重ゲー部門です。

よく遊んだゲームTOP5(プレイ時間30分以上部門)

第5位:クランク!

5勝5敗1分。

今年は拡張が出たこともあって集中的に遊んだ。どこまで潜るか、どのお宝を狙うか、相手の動きは? などを見極めて上手に浮上できると気持ちいい。

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第4位:厄介なゲストたち

11敗2分。

推理対戦ゲームがランクイン。ウォルトン氏を殺したのは誰か? 凶器は? 動機は? 共犯者は? というのをカードに示された証言などを手掛かりに絞り込んでいくゲーム。雰囲気バツグンで冬の夜にぴったりかも。

しかし成績が示す通り、これはおそらく永遠に勝てないやつ。でも楽しいからO.K。

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第3位:ブルゴーニュ

3勝11敗。

名作の新パッケージ版を海外から輸入。噂に違わぬ完成度で文句なし。

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第2位:テラフォーミング・マーズ

6勝21敗。

昨年の全41戦には及ばないけど今年も大活躍のテラフォさん。キックした全拡張が加わったことで飽きずに続けられている。

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4月には拡張の感想記事も書きました。↓

アークライト テラフォーミング・マーズ 完全日本語版 ボードゲーム

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  • 発売日: 2017/10/07
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

第1位:エルドラドを探して

6勝26敗。

今年はこのゲームで勝つために精神力の80%を使ったと言っても過言ではないだろう。

買ってすぐのお試しプレイで勝利後、11連敗。ようやく勝ったと思えばそこからまた12連敗。でもめげずに挑み続けて、ふとした瞬間に体が何かを摑んだ気がした。久々の勝利のあとまた2連敗したけど、それまでの負けとは違う感覚があって、その次から3連勝。

人間って諦めなければまだ成長できるんだと教えてくれたゲームでした。

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アークライト エルドラドを探して 新版 完全日本語版

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  • 発売日: 2020/06/25
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

…以上が2020年に2人で対戦したゲームの大雑把な振り返り。他にそこそこ遊んだものといえば、初めて挑んだウォーゲーム『トワイライト・ストラグル』に、『センチュリー:ゴーレム』や新版を購入した『パッチワーク』といったところ。

 

なるほどー、と戦績を眺めつつ、昨年の全433戦から全389戦へと減った原因を考えると、そうそう、大きな理由があった。

それは、協力ゲームに時間を費やしたこと。389戦は「対戦記録」だから、協力ゲームは入っていないのです。

その協力ゲームは、まずは『ザ・クルー』

トリックテイキング練習帳!みたいなゲームで、協力して数多くのミッションをクリアしていく。2人用ルールも用意されているので、少しずつ進めていった。

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そして忘れてはいけないのが、今年の秋に2人で毎日毎日、世界を救うべく挑んだ協力ゲームの大作パンデミック:レガシー』シリーズ!! しかもシーズン1、2、0の3作を続けて一気にプレイするという熱中ぶり。

これは本当に楽しかった。キャラクターの様々な能力を駆使して、ウイルスの蔓延を食い止めるために奮闘。一度選択すれば戻れないタイプのゲームで、2人で最善の策を考えるためにあーだこーだと話し合いながら進めていく時間が幸せ。凝ったギミックに「次は一体何が起こる!?」とドキドキワクワク。ダイニングテーブルにずっとボードを出しっぱなしで、朝も夜も、プレイしている期間は『パンレガ』が生活の中心だったと言ってもいいかもしれない。ちなみにプレイ期間は以下。

シーズン1:10/14〜10/18

シーズン2:10/19〜10/27

シーズン0:10/28〜11/7

3作で計70時間くらいかな? もう一回味わえないのが残念! さらなる続編を希望!

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ホビージャパン パンデミック:レガシー シーズン0 日本語版

ホビージャパン パンデミック:レガシー シーズン0 日本語版

  • 発売日: 2020/10/25
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

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以上、2020年の振り返りでした。

2021年は、勝率はひとまず4割を目標で。そして何より軽ゲーも重ゲーも楽しく遊ぶこと。

気軽に外へ遊びに、という状況になるまでにはまだしばらくかかりそうだから、少なくとも上半期はじっくり家で遊んでいようと思う。

「夫婦ボドゲ」の更新はめっきり減ったけれど、まぁこちらは気が向いたらって感じで。ツイッターではそこそこの頻度で呟いているので、引き続きよろしくお願いします。