ゲームマーケット2019秋の記憶

11月23・24日の２日間、秋のゲームマーケットに行ってきました。

翌日の今日、仕事にも行かずこれを書いています。仕事に行けばゲームマーケットが終わってしまう気がして、玄関まで行きたくない。上司の顔も同僚の顔も見たくない、買ったゲームと参加した皆さんのツイッターだけを見ていたい…。

それくらい楽しかった余韻を引きずっております。

これまでゲームマーケットは土曜日だけの参加だったけれど、今回は初めて両日参戦。

理由は欲しいゲームやアイテムが日曜にもあることと、お会いしたい出展者さんが両日いらっしゃったから。

体力がもつか心配だったけど、夏からのジョギングと石畳の海外旅行で足腰はだいぶ鍛えられているはず！　というわけで行ってきました。今回も戦利品報告なし、写真ほとんどなし、ゲームの感想もなし！　な淡白なゲームマーケットの思い出です。

土曜日、朝。

氷雨だったので、待機列に並ぶことは諦めてゆっくり家を出ることに。

春は８時出発だったけど、今回は８時４０分に出発。東京テレポート着は１０時１５分。

しかし着いてからは軽く地獄でした。この時間でも入場待ちの列は長蛇。全長360メートルある夢の大橋の端から端までぐるっと１周続く列の最後尾に並んだ我々は、時に強くなる風と雨に晒されながら橋をジリジリと進んでいきます。びしょ濡れで戦意喪失しかけました。「天は我々を見放した…」ってほどじゃないけど、雨風のなか、会場から遠ざかるように移動していく橋上の入場列は精神的にもキツいです…。

結局入場できたのは３０分後くらい。服の水を拭き取り、メガネも拭いて、気を取り直して出陣です。

いつもどおり奥さんとは分裂して、お互い目当てのブースへ。

ホビージャパンの特価品コーナーはすでにスッカスカ…。あと急がないといけないところは……そんなになかった。

欲しかったトランプとサイコロだけ買って、ゆっくり予約品の購入へ向かう。

本当は買ったゲームのブースでいちいち「ツイッターでお世話になってます、ドドです」と自己紹介したかったけど、「？？」となる方もいると思うので、確実に認識してもらえそうなブースでのみドドと名乗って名刺をお渡しさせていただきました。それでも「？？」な方がいらっしゃったかもしれませんが。

ちなみにその間、奥さんはバネストとジェリカフェに並んで見事に欲しかったゲームを入手していた。good job！

バネストさんは自分も後から行ったけど、素晴らしく気持ちの良い接客で、さすがプロだなぁと思いました。

それから校正で関わらせていただいた方々のブースの様子を窺いにウロウロ。

午前中はまだとてもお忙しそうだったので、遠めに眺めて隙あらばご挨拶に…という感じで動いておりました。

皆さん、感謝の言葉をたくさんかけてくださったのに、口下手で反射神経の鈍い自分は「いえいえそんな、いえいえそんな、いえいえそんな」とただひたすら繰り返すロボットになっており、非常に申し訳ない…。なぜこうも気の利いたことが言えないのか…。

慣れてくればもう少し面白いこと喋りますので、気長にお付き合いいただければ幸いです（笑）

でも皆さんホントに素敵な方たちだった！　ちょっと会っただけでそんなこと言うのは逆に失礼かもしれないけど、なんとなく分かるのだ、素敵な人は。これからもよろしくお願いしますね！

あ、あと北海道の陽気なゲーマーさん達にもお会いできてとても嬉しかったです。いつか必ず遊びましょうね～！

この日のお昼はラーメン。タリアテッレみたいな麺でかなり美味しかった。

選べるメニューはたぶん春より多く、椅子とテーブルも大幅に増えており、だいぶ快適になっていましたね。とても良かったです。

ついでにトイレは待ち時間なく、携帯の電波もいたって良好だったことも記録しておきます。

引き続きご挨拶を挟みつつ、奥さんと会場を端から順に隈なく歩き回る。さすがに土曜はすごい賑わいだ。

立ち止まって特に気になったものを買ったりしながら、ぶらぶら。

相変わらずのゲームの種類に圧倒される。とてもじゃないけど全部チェックするのは無理なので、結局、ボドゲ経験で培った信頼性不明の「勘」のようなもので選んでいくしかない。

それはそれで楽しいんだけど、気づかなかった面白いゲームもたくさんあるのかな、と思うと少し残念。

特にSNSでのプロモーションと拡散が大きなウェイトを占める昨今、いろいろと考えさせられたりもする。

やっぱり、面白いゲームは売れてほしい。

まだまだ余裕はあったけど、明日もあるので３時ごろには退散。

地元のカフェで夕食を済ませて、家に帰って買ったゲームを少し遊びました。

初日はたくさん手に入れたので、リビングのテーブルの上がすごいことになった。

そして翌日、日曜。ぐっすり寝たので体力は回復。

雨はほぼ止んでいたけど、さほど急がなくてもいいかなということで、土曜より１本遅い電車で出発。

着いた頃には晴れてきて、スムーズに入場できました。

まずは１番欲しかったアイテムを入手しに行く。いつもツイッターでお世話になっている方のブースなので、お忙しいのは承知しつつもご挨拶させていただく。

ここでお名前は挙げませんが、他にも色んな方とこうやって実際にお会いできるのは本当に嬉しい…。思い出したら感極まってきた。

いいね！（ありがとうございます）

今日は来場者数も比較的ゆったりで、奥さんと試遊したり、お昼に焼きそばを食べたり。

昨日お会いした方と再会して少しお話ししたあと、もはや恒例となった友人Ｓとの合流。

何を隠そう、ボードゲームの世界に我々を連れてきてくれた一番の功労者はこの友人だ。初めて会ったときにゲームでパンッパンになったリュックを背負ってきた姿が今でも忘れられない。なんだこの人は！（少し引いたのは内緒だ）

ありがとう、Ｓ、僕（のリュック）もこんなに大きくなりました。

加えていつも遊んでくれるゲーム会のメンバーがいるから、こうしてたくさんの方とお会いできる今があるのだ。楽しくゲームしてることが基本にあって、そこから少しずつ広がっている。友人たちよ、本当にありが

まぁいいや、そんなことどうでも。

そのＳとちょっと試遊したり、マーダーミステリー関連の講演を聴いたりしてゆっくり楽しむ。

合間にツイッターでお世話になっている別の方とお会いして、とても嬉しい気分で過ごさせていただきました。

この方とはお互い「こんな服装で来てます」とだけ伝えて、見かけたら声をかける約束で。結果、プレイ時間約300分の超重ゲーとなり、最後は重要なヒントを明かして初めてのご対面となりました。１日中、楽しかったな～（笑）

そろそろ満足したかな、となってきた午後４時ごろ、出口付近で今回とてもお世話になった制作者さんと昨日に引き続きお会いして立ち話。

それで思ったのだけど、やっぱり皆さんの熱量はすごい。作る人も売る人も、すごい。すごい一生懸命だ。刺激を受けたし感動したし尊敬した。

自分など机に向かって適当に手を動かしているだけなのだ。もっといくらでも頑張れる気がしてくる。（半分ウソです）

そんなこんなで最後まで人と会えた２日間、今回は特に出会いの大切さを感じて、また出展者さんとお知り合いになったことで、舞台裏の大変さなどにも思いを馳せるようになりました。

ひとつひとつの出会いに感謝しつつ、基本である「ボドゲで遊ぶ！」を忘れないように、次回のゲームマーケットも楽しみに待ちたいと思いました。

仕事に行かずに書き始めたこの記事ですが、その後出勤して、帰りの電車で完成させております。上司や同僚の顔を見ても、ゲムマの余韻は消えてませんね。

余韻どころか書いていたら俄然、次への期待感が湧いてきました。

→「ゲームマーケット2020春の記憶」へつづく…！！

ちなみに奥さんが「またいなくなってる～」とメールしてくる回数が今までで一番多かったので、そこはきっちり反省して次に生かしたいと思いますた。