メタルアルバムにありそうなボードゲームのアートワーク選

ボードゲームの箱絵って美麗で凝っていることが多く、つい集めて家にディスプレイしたくなってしまう。

それに似たものとして思い出すのは、若かりし頃に買い漁っていた洋楽メタル系のCDやレコードのジャケット…。

作品ごとに世界観があり、それを表現している点で近いものがあるのかもしれない。

…というわけで、メタル系のアルバムジャケットにあってもおかしくなさそうなボードゲームをピックアップし、メタルアルバムに見立てて勝手にコメント。(意味不明)

このボードゲームのアートワーク、カッコいいなぁ…という記事です。(一部例外あり)

注1)コメントは完全に空想であり、フィクションです。ボードゲームの内容とは一切関係ありません。

注2)ここで紹介しているものは音楽ではありません。

注3)私のメタルの知識は、2000年代前半で止まっております。←重要

(画像がクリックできるものは駿河屋リンク。それ以外はBGGへリンク) 

GLOOMHAVEN

FOUNDERS OF GLOOMHAVEN

この2作は絶対メタルにあるやつ! めちゃくちゃカッコいい。

「1988年『GLOOMHAVEN』で荒々しくデビュー。続く『FOUNDERS OF GLOOMHAVEN』で一気にベイエリア・スラッシュの頂点へ」

BLOOD RAGE

異論の余地がないメタル成分100%!

「ICED EARTHと並ぶフロリダ出身のメロディックスピードメタル・バンドの1st。破壊力と同時に複雑でプログレッシブな面も併せ持つ」

AEON'S END

 

どの角度から見てもメタル!

「速さと音圧を増したジャーマンメタルの名作。圧倒的なツーバスの迫力、テクニカルなツインギターは他の追随を許さない」

THE 7th CONTINENT

こういう意味深そうなデザインもまたメタル。

「7年の空白を経てリリースされた7thアルバム。緻密に構築されたコンセプトアルバムである本作を完全再現するツアー(日本公演は川崎クラブチッタ2日間)は、即日ソールドアウト」

TERRAFORMING MARS 

アルバムに明確なテーマのあることが多いのもメタルの特徴。

「3曲で60分と大作志向を打ち出したアルバム。1曲目『ソレッタ』、2曲目『メトロポリス』、3曲目『テラフォーミング・ガニメデ』。とくに30分にも及ぶ6部構成の『テラフォーミング・ガニメデ』は名曲中の名曲」

TRAJAN

ザ・鋼鉄。重厚感がまさにメタル。

「ソリッドな重金属サウンドここに極まれり。これまでとは違ってダミ声を抑えたヴォーカルが高評価」

GREAT WESTERN TRAIL 

堂々とメンバーの写真を全面に持ってくるのもメタルにありがち。

「キーボードが脱退し、トリオ編成を大きく打ち出した3rd。哀愁あるバイオリン(右)の旋律が切なく響く」

THROUGH THE AGES

カッコ悪くてレジに持って行きづらいやつ、メタルあるある。

「メンバー全員が歴史上の人物に扮する謎バンドのデビュー作。ジャケットは不評を買ったが世界史をテーマにした楽曲は粒ぞろい。しかしこのアルバムのツアー中、メンバー間の政治的対立によりバンドは空中分解。ボーカルのナポレオン1世がバンド名を引き継いでソロ・プロジェクトとして再始動」

TZOLK'IN

宗教テーマや髑髏のモチーフもメタルによくある。付き合い始めの彼女には貸しづらい。

「祈禱師を含む8人編成の大所帯バンド。サウンドNWOBHM寄り。歯車の描かれた初回生産限定CDは入手困難となっている。ちなみに、ドラマーの苦手な食べ物はコーン」

WINGSPAN

実は爽やかで美しいアートもメタルバンドはよく採用している。

「ジャケットどおりの伸びやかなサウンドは清涼剤のよう。捨て曲皆無のメロディアスハード。元HEARTLANDのクリス・ウーズィ(Vo)がゲスト参加」

RAIDERS OF THE NORTH SEA

思わず口に出したくなるタイトルの感じとか○部作とか、これもメタルっぽい。

ジェスロ・タルの『北海油田の謎』にインスパイアされた作品。ここから始まった “オブ・ザ” シリーズ3部作はすべて名盤」

CASTLES OF MAD KING LUDWIG

ファンタジックな建造物をメインにしたジャケットもよく見る気がする。どっちかっていうと北欧系?

「どれもメロディアスではあるが、これといって飛び抜けた曲はない。ただし、流麗なキーボードは聴きごたえあり」

TICKET TO RIDE

いかにもアメリカンなタイプのジャケット。楽曲の特徴をしっかりと表していることが多い。

「ハードかつ底抜けに明るい曲が目白押し。しかしこのバンドの真価はライブでこそ発揮される。アンコールはいつも同じ曲で大合唱」

NEAR AND FAR

アートワークと一体になって世界観を表現しているタイプ。暗闇でじっくり聴きたい。

「テーマ自体は難解だが、楽曲はどれもキャッチー。バンドは『ABOVE AND BELOW』『THE ANCIENT WORLD』『ISLEBOUND』と一貫して哲学的な作品を送り出している」

SEASONS

空想世界を題材にした、一枚の絵のようなジャケット。ジャケ買いしてしまったメタルアルバムは数知れず。

「シンフォニックパワーメタルの雄。メンバー全員クラシックとジャズの素養があり、めくるめく幻想サウンドが繰り広げられる」

ALIEN FRONTIERS

このSF感、メタル。

ハンガリー産のプログレハード・バンド。同郷のSOLARISにも近いサウンドで、カップリングツアーが行われた」

MYSTERIUM

幻想ホラーチックなジャケットもメタルの定番。

ゴシックメタルバンドの5th。メンバー全員、謎解きが好き」

BRASS:BIRMINGHAM

ダークで湿った雰囲気はメロデスを思い起こさせる。しかもこの落ち着いたトーンはかなりの大物…。

「暗く激しく哀しい作風はアルバム毎に洗練の度合いを増し、もはや環境音楽と見紛うほどの段階に到達」

 

…以上、お付き合いいただきありがとうございました。

よいボドゲ&メタルライフを。See Ya!