奥さんの猛烈なオススメ作をやっと観た。
あぁ、ケヴィン・クラインが凄いなぁ。
メリル・ストリープはまだ若い(30代)とはいえ、『クレイマー、クレイマー』ですでにアカデミー賞を獲っている。
その彼女に序盤はまったくヒケを取らない演技。
これが映画デビュー作というのだから驚いた。
後半はメリル・ストリープの独壇場。
このメリルの役作りはやっぱり映画に必要なものだったと思う。
確かに目立ちすぎではあるのだけれど、決して過剰だとは思わない。
この頃から今までずっと、No.1の女優さんでしょう。
特別好きな役者ではないけれど、認めざるを得ない。
そしてソフィーの「選択」
これは観てくださいとしか言いようがないけど、強烈です。
CinemaScapeでのエピキュリアンさんのコメント、
人間が壊れる瞬間を描いた、希有な作品
まったくその通りだと思います。
人は壊れるのだ。
壊す権利なんていったい誰にあるだろう。
壊してしまったら、どうするのだろう。
★★★★★★★★☆☆