この1週間とロードレース。

約1週間ぶりの、日記のようなもの。

先週末は久しぶりにボードゲームをお店で購入。欲しかった『センチュリー:ゴーレム』と『ミスティック・ベール』。セールで安く売っていたので迷わずゲット。何度か2人で遊んだけどまずまずの面白さで、特に『センチュリー』は手軽で良い。

家で観た映画は『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』。フィンランドが舞台の映画でしかもメタルと聞いて観ないわけにはいかない。でも感想としては、うーんいまいち。軸の物語が弱い印象。冷めた視線からの爆発力がもっとほしかった。

それ以外の日は締め切りが迫った仕事のことばかり考えていた気がする。本の終盤に間違いがあったら特にカッコ悪いので、ペースが落ちる傾向にある。

他にはボードゲーム関連の校正をちょっと頑張ったり、いつもと同じようにリングフィットで汗を流したり。

まぁ大きくは変わらない毎日を過ごしているけれど、ひとつテンションの上がることが。それは、サイクル・ロードレース中継が本格的に始まったこと!

まずミラノ-サンレモ、そしてクリテリウム・ドゥ・ドーフィネ。

もう楽しくて仕方がない。ヨーロッパの街と自然を映した目を見張る空撮と、手に汗握るレースをほぼ毎日、お酒(主にワイン)片手に鑑賞できる幸せ。

5日間のドーフィネが終われば、各国選手権を経て、すぐにツール・ド・フランスが始まる。

大迫力の集団スプリント、山岳はピレネー・アルプスの2000メートル級の山々を越える究極のスタミナ勝負に時速100キロのダウンヒル、そしてチーム間の駆け引きとアッツアツで悲喜こもごも(←本来は誤用)の人間ドラマが詰まった濃密な3週間。フィナーレの地、恒例のパリ・シャンゼリゼにたどり着いたとき、長い旅を共にしたような感覚からテレビの前で胸がいっぱいになる、そんな体験をこの夏、あなたもいかがですか…。あとはベランダで育った大葉を収穫して食べたけど、あんまり大葉の味がしなかった。

肥料を与えた方がいいのかもしれない。

 ↓ 写真左はヘルシンキで食べたトナカイのお肉デス! クセがなく美味しかったデス!f:id:dodo-argento:20200815105648j:image

読点の位置

先日、ツイッターの機能を使ったアンケートに、たくさんのご回答をいただきました。

その結果が面白いなーと思ったので、軽く感想など。

(※以下すべて個人の経験に基づく個人的な見方であり、何が正しいとかどれが良いとかを判断したり決めたりするものではありません。また、刊行物の性質、メディアによっても違ってくると思います)

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ボドゲ関連の「校正・校閲」の作業内容について

こんにちは。

以前からブログやツイッターに書いていることとだいぶ重複しますが、自分がボードゲームの説明書、マーダーミステリー、ボドゲ関連本などの校正・校閲を行う場合の「主な作業内容・出来ること/出来ないこと・行わないこと」を今一度まとめてみました。

自分はボードゲーム校正の専門家ではないので、あくまで「書籍・雑誌の校正者(新聞経験あり)」としての取り組みになります。

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誤植のタイプ

いわゆる「誤植」にもいろいろある、という話。

誤植を出したくて出している人はおらず、みんな必死。だけど中には制作過程において無自覚に誤植の原因を作っていたり、そういうシステムになってしまったりしているケースもある。

そうならないように気をつけていたい。

 

以下は自分が考える誤植のタイプ3種。 

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