2023年ふりかえり

映画

今年は何年かぶりに映画館へ行った。

アカデミー賞を席巻した『エブエブ』は期待外れ。映画館で観る意味があるのか微妙なsearch/サーチ2』は非常によく作られていて感心した。あとはホラー『ミーガン』宮崎駿の新作も観たがまぁまぁという感想。ミッション:インポッシブルの最新作はさすがの面白さで大満足。

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2022年ふりかえり

映画

今年も映画館へは一度も行かず。家でもTVドラマが大半で映画はあまり観なかった。

今さら『ビリギャル』を観たり、新しいのではクワイエット・プレイス2』、アニメゆるキャン△など、映画好きとはとても言えないラインナップ。

(他にも観たかもしれないけれど、シネスケが落ちてしまっているので確認できず…)

ドラマ

1月に観終えた吉高由里子主演の『最愛』が国産ではダントツ。『鎌倉殿』は途中まで観てほぼ挫折。三谷幸喜は合わない。『正直不動産』はたいへん面白く、リンちゃんこと福原遥が可愛かった。『真犯人フラグ』はそれなりだったが、日本の俳優さんたちも頑張ってるんだなと思ったり。

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メタルアルバムにありそうなボードゲームのアートワーク選 第二章

ボードゲームの箱絵って、ちょっとヘヴィメタルのアルバムのジャケットっぽい雰囲気… という思いつきから当ブログにレビュー風コメント付きでまとめた「メタルアルバムにありそうなボードゲームのアートワーク選」(2019年8月)あれから3年近くが経ち、他にもいろいろと出てきたのでようやく第二章。

注)すべてフィクションであり妄想です。ボードゲームの内容、実在のアーティストとは一切関係ありません。

NEMESIS

Nemesis English final box cover

This is デス!

フィンランドデスメタルバンドの3rd。限りなく重く、暗く、激しい。しかし粗削りではなく、全メンバーが音楽大学を卒業しているそのテクニック、そして構築美でも他を圧倒。みんな超コワモテだが意外にシャイで、フロントマン以外はベジタリアン

DUNE: IMPERIUM

見るからに壮大そうなやつもメタルあるある。1曲目のイントロから続くドラマティックな導入部はもはや理解不能

ネビュラ賞を受賞した60年代のSF小説に着想を得たコンセプトアルバム。オーケストラをバックに従え、はるか彼方の世界の混沌と静寂を描き切った」

ARK NOVA

ロディアスなハードロックにありそう。カナダかオランダあたり。

「カナダ産HRバンドのデビュー作。ハイトーンを駆使したヴォーカルにエッジの利いたギターサウンド、そして分かりやすいメロディは時にTERRA NOVAを思わせる」※本CDの売り上げ及びコンサートの収益の一部は、環境保護団体へ寄付されます (※されません)

TAINTED GRAIL: THE FALL OF AVALON

むしろボードゲームの箱絵であることが不思議なほどのメタル感120%。ディスクユニオンのメタルコーナーに陳列されていても微塵も疑わない。

「テクニカルデスバンドTAINTED GRAIL待望の2nd。衝撃のデビュー作から2年、さらに上を行く完成度でジャンルの頂点に登り詰める。覆面ドラマーの正体は未だ明かされていないが、元MORBID ANGELのピート・サンドヴァルと囁かれている」

ANACHRONY

Anachrony Front Box Art

謎のシンボルをどーんと持ってくるのもメタル的な要素の一つ。

「デヴィン・タウンゼントが新たに企画した超絶バカテク・プロジェクトがついにベールを脱ぐ。轟音ギター&人間業とは思えないツーバスにただただ圧倒される」

BLUE MOON CITY

Blue Moon City, CMON Limited, 2019 — front cover

ありがちなモチーフてんこ盛りで、期待と不安が交錯する。

「古の時代の物語を正統派メタルで再構成。イメージとしてはSAVATAGEあたり」

ECLIPSE & BEYOND THE SUN

Final cover

Beyond the Sun, Rio Grande Games, 2020 — front cover (image provided by the publisher)

タイトルがイングヴェイ。この手のテーマが多いのもメタルとボドゲの共通項。

イングヴェイのフォロワーによる2作品。流麗なテクニックで様式美を再現しており、御大も『悪くないね』とまんざらでもなさそう」

ボードゲームビヨンド・ザ・サン 日本語版 (Beyond the Sun)

THE SEARCH FOR PLANET X

コンピューターでちゃちゃっと作ったようなジャケットもよく見かける。無難にメロディアス。

アメリカ出身のメロディックHRバンドのデビュー作。どの曲もフックがありそれなりに聴かせるが、これといって耳に残らない」

WATERGATE

Watergate, Frosted Games/Capstone Games, 2019 — front cover

なんかこう、ミニアルバムかシングルっぽいアート。ストレートに内容を伝えるが、ちょっと安直。

「一時はMEGADETHの後継とも言われたインテレクチュアル・スラッシュバンドの先行ミニアルバム。来月発売予定のアルバムは、アメリカの歴史的な重大事件をテーマにえぐる渾身の一作」

ANKH: GODS OF EGYPT

Ankh: Gods of Egypt, CMON Limited, 2021 — front cover (image provided by the publisher)

これはどこかで本当に見た気がするな…。

「ブラジル産パワーメタルバンドの9thアルバム。メンバー6人中5人は元ANGRA。今回もBLIND GUARDIANGAMMA RAYのメンバーがゲスト参加しており、さながら同窓会」

OBSESSION

Obsession 2nd Edition Box

はるか昔のクラシックロックの名盤風。オビの文句に胸躍らせながらレジへ。

「40年の時を経て復刻された伝説のアルバム。全3曲39分という内容だが、時にTaï Phongを思わせるシンフォニックかつセンチメンタルなメロディは聴き手を選ばない。奇跡の初来日公演(立川ステージガーデン)実現なるか!?」

UNFATHOMABLE

box front – English version

なんだかよく分からないがおどろおどろしいやつ。

「ブルータルデスの雄、UNFATHOMABLEがクトゥルフテーマに真正面から挑んだ最新作。バンド名どおりの深遠なサウンドが聴く者を暗黒世界に引きずり込む」

EMPIRES OF THE VOID Ⅱ

Box Front

北欧っぽいけどもう少しヘヴィかも。

「元220 VOLTのメンバーによって結成。惑星間戦争を扱った前作の路線を継承しつつも、今作は宇宙と神話をテーマにしてさらにスケールアップ。しかし相変わらずヴォーカルの線の細さが気になるところ」

WITCHSTONE

Cover Witchstone final

間違いなく欧州。

「解散から13年、ジャーマンメタルの古豪WITCHSTONEがオリジナルメンバーで復活。デビュー当時そのままの大仰な曲の数々は、聴いているこちらが恥ずかしくなってくるほど。来日公演中に訪れた居酒屋では、店のビールを樽ごと飲み干して健在ぶりをアピール」

BLOOD ON THE CLOCKTOWER

Blood on the Clocktower - Main Box Image

70年代に現れて消えた幻のバンド風。

「シーンに登場した当時はBLACK SABBATHに比肩しうると目されていたが、この一作を残して消滅。逮捕説、死亡説、宇宙人に連れ去られた、などさまざまな噂が流れたが、いまは地元で有機野菜を使ったカフェを経営しているらしい」

ARENA: THE CONTEST

Arena - The Context (Game Box)

疑問の余地があるだろうか。

「かつてMANOWARのジョーイ・ディマイオ閣下は、"偽のメタルに死を!"と言った…。その系譜を継ぐARENAの最新作。筋骨隆々のメンバーが噴き上げる勇壮で劇的な音の洪水。そして戦う者たちへの鎮魂の祈り。涙を流しながら大合唱」

THE NIGHT CAGE

Cover art in progress

ゴシックですね。

「ダークな耽美性を極めたゴシックメタルの傑作。極限まで美しくメランコリックな世界観は、この世の終わりに聴くに相応しい。ちなみに6曲目の"Silence"は約4分間の無音。これが意味するものとは?」

BATTLELORE

uncaptioned image

なぜこのデザインにしたのかという微妙なジャケも。しかしそれも含めて楽しむのがメタルファン。

「ジャケットから感じられるとおりの勢いはあるが、似たような曲が並ぶ。コレ!という決め曲が欲しかった」

AFTER THE EMPIRE

After the Empire GFG Box Cover

アートを見るだけでどういう音楽か分かるやつ。このアルバム、探せば実家にあるんじゃないかな。

「イタリア出身のシンフォニックパワーメタルバンド、AFTER THE EMPIREの1st。オーケストレーションを導入し、ドラマティックな世界を大迫力で描き出したコンセプトアルバム。この一作がエンパイア・サーガの始まりとなった」

DESCENT: LEGENDS OF THE DARK

Descent: Legends of the Dark - Cover

これは痺れるほどカッコイイ。めちゃくちゃ速そう。

「現HM界でAEON’S ENDのスピードを超える唯一のバンドがこのDESCENT。問答無用の激烈スラッシーなスタイルは流行などどこ吹く風。むしゃくしゃしたらコレを聴け!(ヘッドバンギングのしすぎに注意)」

RETURN TO DARK TOWER

Box Cover Front

あれだけ揉めて解散したのに、お金が無くなるとあっさり再結成してくるおじさん達。

「『RETURN TO DARK TOWER』という何のヒネリも恥ずかしげもないアルバムを引っ提げ、あのDARK TOWERが帰ってきた! ライブ会場にはスターレス髙嶋の姿も」

NEW FRONTIERS

Lo-Res Cover Shot

いかにもテーマがありそうな思わせぶりなアートだが、あまり意味はなかったりする。細かいことを気にしないのもメタル。

「軽めのキーボードを主体にした煌びやかで広がりのあるサウンド。派生バンドが多岐にわたるRACE FORファミリーにニューバンドが加わった。12人編成の大所帯で今秋来日予定」

ボードゲームレース・フォー・ザ・ギャラクシー ボードゲーム ニューフロンティア 日本語版 (New Frontiers)

ABYSS

Abyss, Bombyx, 2014 (image provided by the publisher)

メタルは時に怒りだ。(理由は不明)

「腐り切った世界に向けた無言の咆哮。5作目にして全編インストゥルメンタルを作ってしまったABYSSだが、これが最高傑作との評価。ヴォーカルは唸り声だけで参加し、ギャラの配分で揉めている」

 

…以上、今回もありがとうございました。

よいボドゲ&メタルライフを。See Ya!

2022オンラインボドゲ会その1

今日は超久々、いつものメンバー7人でのオンラインボドゲ会。

去年8月にマーダーミステリーを遊んで以来の集合で、今年初めて。

みんな気合が入っていて、前のめり気味に午前中からスタート。

ゲームはすべてBGAで。

 

1つ目『キング・オブ・トーキョー』初。

B級アクション映画みたいな大雑把さの中にちょっとした駆け引きがある。

個人的にカードに「○○をすれば△△を得る」等の効果が書いてあるゲームは取って付けたようでいまいちノリ切れないんだけど、これはそういうのも笑って楽しもうぜという大らかさを感じられて良かった。

2つ目アルハンブラを6人で。

6人だと狙った建物を取るのはほぼ不可能。終始わちゃわちゃしてて、でもそれはそれで面白かった。

2戦目は3人ずつに分かれて2卓で対戦。さっきと違ってテンポが速くて気持ちいい。これなら考えてコンボも狙える。相手の獲得状況を見て、点数とタイミングを計りながら建築を進めてあとはささやかな運に託す。タイルをうまく繫げていかないと終盤に外壁で困ることになるあたりも、『アルハンブラ』の一筋縄ではいかない絶妙なところだなーと改めて感じた。(2戦とも2位)

ボードゲームアルハンブラ ドイツ語版 (Alhambra) [日本語訳付き]

 

3つ目世界の七不思議を4連戦。

以前対面で遊んだ時はテーブルの上が大混雑だった記憶があるけど、さすがにBGAだとラク

このゲーム、毎回分かるような分からないようなプレイ感でうまくいったためしがないのだが、今回もビミョ~な結果に(5-5-6-5位)。確かにBGAラクだけど、カードを自分で目の前に並べて触りながらプレイした方が頭に入ってきやすいかもしれない。風格のあるゲームでもあるし、やっぱ実物かな。『デュエル』の方、いい加減に買おうか。

4つ目『ラッキーナンバー』を4人で。

オンラインでの対戦数800戦を超える歴戦の私が負けた! …いや、短時間でほどほどに勝ったり負けたりできるのがこのゲームのいいところだ。

しかし1回ミスするとなかなか厳しいね。軽いゲームながらちゃんと集中を保っていないと勝てない。

 

5つ目は定番『ニムト』を2戦。

そこそこ得意なのでやっと1回勝てました。笑いが絶えない。

 

6つ目は『スシゴーパーティー!』を2戦。

ドラフトの面白さは『七不思議』よりこちらでは!? 何より絵がかわいい。そしてユルい見た目のくせに各カードのバランスが非常に考え抜かれている印象で、毎回白熱した勝負になる。でも疲れない。

 

7つ目、本日のラストはキューバーズ』を2戦。初。

これまたかわいくて楽しい。簡単にプレイできるし気に入った。

鳥の絵がバス停や郵便ポストみたいで味わい深い。

 

以上、途中でご飯休憩を挟みながら約12時間のゲーム会でした。

久々にいろいろお話も聞けて楽しかった。

また次回!